人間は、進化できるのか。
いつになく生真面目なことを考えたのは、きっと現実逃避をしたかったからであろう。
雨の日に、30分も電車に閉じ込めんなや、JR西日本！
さて、進化のお話。
思いついたというより、昔ゼミの先生がちょろっと話していた言葉を、思い出したに過ぎない。
人間が将来的に、進化できるかどうか。
たとえば、空が飛べるように翼が生えるとする。
一見進化に見えるが、それは退化だという。
生物の進化過程では、「鳥類」→「ほ乳類」であるからだ、と。
めっさ力強くなるってのは、絶えず機械が開発されている現実では、むしろ逆だろうとか。
それを言われてしまうと、視力とか、声帯とかは、パソコンや通信機器の発展を考えると、退化してしまいそう。
いろいろ話をしていると、けっきょくすべてが「退化」に向かってしまう、という話だった気がする。
それでも、翼はあってもよいと思う。
たとえば昔のマンガは、あのネコ型機械も、あのサッカー少年も、あの球集め猿人も、何かしら飛ぶことが好きである。
潜在的に、飛ぶという欲求が人間にあるのではないだろうか。
翼が生えたら、交通機関の遅れもなくなるし、エコロジーやろうし。
でも僕は翼は使わない、高いのコワイから。
と、やたら翼にこだわって考えたのは、ひとえに交通手段がマヒしているさなかに考えたからであろう。
長期間の遅延はダイヤ調整の不備やのに、客のせいにするなJR西日本！
