キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

新地の夜

かねてからのコンプレックスに耐え切れず、行ってきました。
悩みが、少しでも緩和されるといいのだが。

白で統一された壁に茶色に塗られた柱、天井には空をあおげる窓。
とても、病院の待合室には思えない。
ただ、僕以外の方がみなさん高齢ということで、ここがリウマチ科・整形外科であることが納得できる。


おそらく自転車に乗りすぎて酷使したと思われる、ヒザの痛み。
慢性的な痛みは、30歳を過ぎてから気になりはじめた。
今のうちに、何とか手を売っておかねば。

10分ほど待合室で過ごしたのち、診察。
問診では、ヒザの痛みについて、思い当たるフシを聞かれる。
ママチャリとか日本一周とかの話って、こういう場で話すと、妙に照れ臭い。
しかし、ノリのよい先生だったので、いいリアクションを見せてくれた。

それからの触診は、問題なし。
続いて、レントゲン。


原因はわかった、診断はわからない。
というのが、結論。

どうやら皿が、通常より上側についているらしい。
それにより、皿周辺の筋肉が痛みをともなっている、とのこと。
ただ、今すぐ手術するほどの致命傷とは言い切れない、らしい。

セカンドオピニオンが必要。
つまり、第三者の医者の意見を聞いたほうがよい、と言われた。
すぐにでも聞きに行きたかったが、紹介できる医者が平日にしか診察していない、とのこと。
どこかで有給使って、休まねばならない。


致命的な症状ではない、スポーツ関連でドクターストップがかからなかった、ということが救い。
安心できただけでも、行ってよかったなと。
いつでも動き回れるよう、自転車とキックボードの整備をしておこう。

相変わらず残業が続くなか、今日はいつもより1時間も長く残業。
さすがに家帰ってごはん、って時間ではないので、久しぶりに外食。

北新地。
数多くの高級飲み屋が集う、繁華街。
会社帰りによく冷やかしたりしていたが、足を踏み入れることすら久しぶり。

歩いていると、警察が4名、歩道で立ち止まっている。
警察が取り囲んでいるのは、1枚のポスター。
レイブパーティっぽい、ってことだろうか?
そんなことより、その隣で失禁しながら眠っているホームレス、何とかしろよ。

相変わらず、夜の街はわけがわからん。
などと思いながら、ラーメン屋さんへ。
なんぼ北新地とはいえ、ラーメンの相場はそう高くない。

えっ、お湯?
ビックリするくらい、味のないスープに仰天。
気分的には、食べずに金だけ置いて帰りたかったが、貧乏性なのでそれはできず。
といって、「味これであってます~?」って聞け勇気もない。

ラーメンが「まずい」と思ったの、生涯3度目である。

電車まで時間があったので、スミノフアイス(ウォッカベースの酎ハイみたいなの)をコンビニで買う。
電車に乗り、しばらくしたら気分が悪くなる。
ラーメン屋でビール1本飲んだのと、スミノフだけで、酔うか?
しかも悪酔い?
最近酒を飲まないから、ほんま酔いやすい。


そんな新地の夜。
仕事上がりに繁華街で飲む、という行為が、異様になつかしく感じます。
たぶんあと2週間の辛抱!