キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

モトクロス2耐inプラザ坂下

前日に車中泊したことは、先日の日記どおり。
けっきょく、眠ったのは午前5時過ぎで、1時間後に起床。
仲間の到着は、さらにその1時間後。
それでも、ボスの「めっちゃええ場所とれてるやん、でかした!」というひと言で、すべて報われた気分になる。

天気は、あいにくの雨。
しかしながら、チームの陣地設営→バイク積み下ろし→ライダーズミーティングと、濡れることも構わず作業が進む。
モトクロスの朝は早く、忙しい。

ようやく午前9時ごろ、ひと段落。
うちのチームは午後からのレースなので、逆にここからヒマになる。
が、お隣のサカイクロンチーム2名は朝からレースだったので、応援。
応援しつつ、談笑しつつ、ごはん食べつつ・・・のゆったりとした時間は、妙に楽しい。


午後一番に、プロライダーによる、トライアルのデモ。
ウィリー走行、ジャックナイフ、子供を飛び越えるジャンプ、事務所の狭く急な階段をかけ上がる、など。
当初見るつもりはなかったが、見るととんでもない迫力!
そういえば、今までこのようなデモのあるレースに、参加したことなかったような。

レース前は、協賛されているというレッドブルが、会場内で配られた。
さらに、豚汁が無料で振る舞われていた。
レースというより、まるで何かのイベントのような雰囲気。


いよいよ、レース。
はじめに、練習走行としてゆっくりコースを一周。
ここのコースは、走るのはじめて。
また、このチームでエンデューロという種類のレースに参加することも、はじめて。

エンデューロとは・・・ごめん、あまりよく知らない。
いつもより、やたら距離が長く、えんえん林道が続き、ジャンプ等のテクニカルコースが少ない。
それでも、急な下り坂や、極端な荒地がいくつか用意されていて、けっこう怖い。
練習走行ではコースにビビってしまって、ほぼ最下位に近い順位でまわった。

レース開始。
路面はマディながら、先週教訓とした「視線は常に先へ」を強く意識し、思ったより順調に走れた。
しかし、練習走行での疲労と、ひっきりなしに訪れるカーブの連続で、30分ほどでダウン。
パートナーと交代したはいいが、一周を回りきらないころに、マシントラブル。
あえなく、リタイア。
その後は、仲間の応援と、コースの巡回に尽力。


レースだけ見たら、わずか30分しか走っていない。
わずか30分だけのために、前日から用意して、当日準備に時間かけて、そこそこのお金を払っている・・・ともとられる。
が、そうではない。
用意する楽しみ、応援する楽しみ、談笑する楽しみ、それらひっくるめて、モトクロスは楽しい。
あらためて、実感できるレースであった。

さすがに、家帰ってからの用具掃除は、倒れそうなくらいツラかったけど・・・