キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

しっぽりした時間

昨日はヤボ用があり、仕事あがりに京橋へ。
あいかわらず、飲み屋と風俗の共存する、にぎやかな飲み屋街である。

用事が終わって、久しぶりにひとり酒でも楽しもうと、店を物色。
けっこうオシャレな店や、おいしそうな店が連なっている。
が、けっきょく足を止めたのは、「丸藤」というお店。


ほとんどの客が、中年以降の男性。
駅からすぐの、小さな立ち飲み屋。
店に灰皿はなく、吸殻はすべて「床」という、親切設計。

この店は、昔はよくひとりで通ったものだ。
営業時代、毎日が辛くてたまらなく、現実逃避をするようによく飲んだ。
土手焼を口にするたびに、そんなおセンチな思い出が、よみがえる。
それにしても、ここの土手焼は、日本一うまい!


なぜだかいつも、陽気な店員さん。
必死に僕にからんでくる、常連と思わしき隣のおじさん。
しかし1人でしっぽりしたい僕は、誰にも視線を合わさず、それでいて愛想笑いは欠かさず浮かべる。
誰に気をつかうでもない、極上な時間。

時間にして約40分、非常に自分なりに充実した時間を過ごせた。
これはまた久しぶりに、ハマるかも?
といいたいところだが、少ししか飲んでないのに、帰りは頭フラフラ。
ホンマに、酒に弱くなったものだ。


職場または家が京橋から近い方、たまにはいっしょに飲みましょう♪