キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ON ANY SANDA

今週、閉め出された話。


【閉め出し1】
モトクロス前日、ボスのお店にバイクを預けていたのだが、バイクの鍵を家に忘れたため、京都(伏見)~大阪(交野)を夜中に1往復半することに。
その後、ボスの店の上(ワンルームマンション)に住むナパくんちに泊まるべく、ナパくんちへ。
しかし、電話をしても、ドアのチャイムを鳴らしても、返事がない。
ボスはすでに、店にはいない・・・

ナパくんのドアの前で待ちぼうけをしていると、ナパくんの隣の部屋に、女の子が訪問。
隣の部屋の、彼女っぽい。
女の子も、電話をしても、ドアのチャイムを鳴らしても、まったく手応えがないようだ。
部屋を閉め出された、隣り合う男女の絵ヅラは、ちょっとしたドラマみたいである。

「お互い大変やね」と、どちらともなく苦笑しながら、しばらく談笑した。
こういう、一期一会的な会話って、妙におもしろく好きである。
ほんの5分間ほどの、不思議な時間。

ちなみにナパくんは、ドアの鍵を開けたまま部屋で熟睡してました。
玄関前で、体を震わせて待った40分は、何やってん!


【閉め出し2】
今日の夕方は、両親が家におらず。
こういうときに限って・・・なんでやろ。
鍵を家に忘れた。

よりによって、定時後まっすぐ家に帰ったため、長時間の待ちぼうけを強いられる。
車はないし、バイクの鍵は家の中やし、我が交野市は田舎やし・・・
せめてもっと都会なら、ひとりで居酒屋にでも入ろうものだが。

玄関先で待つのも空しいので、とりあえず自転車で移動することに。
20時までしか開いてないホームセンターで時間をつぶし、その後駅前まで移動して、古本屋へ。
なんだかんだで、親が帰る21時まで、時間をつぶせた。

思ったより、開けてるやんけ。
ということを、田んぼのあぜ道を走りながら思った。
便利な町もいいだろうが、やっぱいつまでも、田舎であってほしいな・・・

日曜日は、早朝5時に起床し、兵庫は三木市へ。
「ON ANY SANDA」。
ヴィンテージ・モトクロスの祭典へと出向いた。
もちろんレースで、もちろん僕も参加。

ここで参加できるバイクは、原則として1985年式より以前の、ヴィンテージバイク。
パドックの至るところにある、ヴィンテージバイクの数々は、マイナーと思われるこのジャンルの幅広さを見せつける。
ちなみに、僕の男前CRM50は、1988年式。
硬派にもヴィンテージにこだわる主催者サイドからは、20年モノのこいつを「現行機」と鼻であしらわれる。


レースは、条件さえあえば、何レースでも参加可能。
午前2回、午後2回の、計4回参加した。

このイベントの特徴は、レースなのに順位がない!
昔はあったらしいが・・・なんでないんやろ?
まぁ、どっちみち入賞を臨める腕は、持ってないけどね。

前回ぜんっぜん思うとおり走れなかったこのコースも、今回はけっこう走れた。
特に、コースに慣れた午後からは、けっこうなペースで飛ばした。


残念だったのは、ケガ人が出たこと。
70人以上もの参加者があるうち、2名とも我がチームから。
1人は腰の骨折で、即入院。
1人は指の肉片欠落で、当日退院ながらも、全治1ヶ月。

動けず、おおぜいが見守る中苦しむ、Kさん。
冷静を保ちながらも、したたり落ちた血痕跡が生々しい、ナパくん。
ケガがつきもののスポーツとはいえ、あまりに残酷に感じ、ただ見守ることしかできなかった。
大事に至らなかったことだけ、良しとするしかない。


レースの模様は、まぁ写真を見て雰囲気感じてくださいませ。
体験したい方・チーム員・チームのサポーターさん、随時募集しております♪