秋祭りのシーズン。
昼過ぎから、八尾は南木之元町まで、布団太鼓を見に行った。
ここんとこ毎年、ここのお祭りへ出向いては、布団太鼓を担がせてもらっている。
明日は朝早くから用事があるため、泣く泣く見学のみ。
スクーターで向かうと、すでに神社には布団太鼓がない。
近くにいた団長に挨拶がてら尋ねると、すでに出発した模様。
スクーターを置く場所がないため、スクーターを押しながら、布団太鼓を追いかけることにした。
布団太鼓は台車に載せられ、結ばれた長い綱を、多くの子供らが引いて町内をまわる。
もちろんまわりに、青年団はじめ大人たちがサポートをしている。
布団太鼓の上には、メガホン片手に指揮をとる、ひとりの青年団の姿。
AKiNoBuくんである。
この祭りに毎年来るのは、いつも彼に誘われてである。
それにしても、祭りのときの彼はひときわ輝いていて、なんかカッチョいい。
布団太鼓を担げないもどかしさとはうらはらに、1時間の行脚(あんぎゃ)は、退屈しない。
特別楽しいというより、ゆる~く流れる時間が、なんとも心地よいのだ。
最後は、最近なかなか会えないAKiNoBuくんと軽くダベって、終了。
仕事やらお祭り準備やらで忙しいはずやのに、疲れを表情にあらわさないさまは、脱帽である。
来年こそは、ぜったい担いでやるからな!
ただ、あれ担いだ次の日は、足腰立たなくなるからな・・・
日本の祭りって、しばしばマゾヒズムを覚える。
だからかっ!