キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ななかご夫妻歓迎♪大阪ツアー

20代後半から、ときおり考えていること。
ひとり旅、引退。
体力的な劣化、年々増える恐怖心と孤独感が、本気でそうさせる。
そんな弱気心を強く叩き、再度奮い立たそうとしてくれる男と、今日は会った。


ナパ閣下。
ボスから「旅についてアドバイスしたってくれ」と依頼があり、ボスの店で会合の場をもうけた。
(※名前は、諸事情により少~し変えてます)

京都に住む彼は、ママチャリで旅をするというのだ。
行き先等具体的なことは本人の希望で言えないが、相当な距離である。
時間的にも制約があるし、学生なんで金銭的にも制限があろう。


ぶっちゃけると、彼に会うまでは、あまりアドバイスをすることに乗り気ではなかった。
というのも、僕自身「ママチャリ旅」をうたったホームページを立ち上げている。
すると必ず、年に数回「いつかママチャリで旅に出たいので、アドバイスください」といった問い合わせがくる。

はじめはかなり親身になり、30分なり1時間なり割いて、個々人に本気でアドバイスを送った。
が、「実際旅した」という連絡は、ほとんどない。
出発時期があいまいだったり、自分で何もプランニングしない人は、けっきょく口先番長なのだと、そこで痛感した。

彼も、そういう番長だったらイヤだな、という不安ばかりであった。


しかしながら、彼と話をはじめて10分で、「こいつはホンモノや」と気がついた。
今まで、旅の最中に出会った多くの旅人たちと、同じ目をしている。
言葉の1つ1つに、熱い思いを感じる。
ホームページで見た、“夢だけでかくて夢見て満足”人間とは、全然違う。

彼も、旅ではないながらも、1日50キロを歩いたりとか、クレイジーなことをしている。
そういう会話を交わすうちに、いつしか僕の旅心は、ヒートアップ。
調子こいて、いろいろな体験談を語ったり、エラそうにアドバイスを送った。

しかし賢明な彼なら、わかってくれているだろう。
今日聞いた僕のアドバイスなど、忘れてもいいということを。

旅に、アドバイスなど不要である。
自分で体験し、自分で微調整をしながら、自分なりの旅スタイルというものは、決まるもの。
それは、旅の最中であっても、じゅうぶんできること。


人様の旅心をヒートアップさせたことは、責任重大やぞ。
ナパよ、絶対に目標達成せぇよっ!
8月の終わりには、同じ旅仲間として、そして同じVMXチーム員として、熱い言葉を交わそう♪

今日の1日は、題名のとおり。
マイミクである、ななかとダンナさんが大阪に遊び来る、とのことで、DONMAくんに呼び出しをくらった。
というか、「来れたら来てええけど・・・どない?」くらいのお誘いだったのを、ムリヤリ行ったような感じ。

昼、ミナミで集合。
ななかと地元友達である、あゆみさんも交え、5人で昼食。
「えぇ~、串カツぅ~?」と冗談めいて言うた僕の意見が、なぜかとおって、昼から乾杯♪

個々が、それぞれ面識の濃淡が違うという、不思議なメンバーである。
そのなかでも、DONMAくん以外との面識が薄い僕は、この輪に入れるかと心配であった。
が、すぐ打ち解けていた。
ビールの力かもね。

集合の段階から、1日の予定がほぼノープラン。
しかしながら、串カツ屋ではずいぶんと時間をつぶせた。
その後も移動にほどよく時間を使い、極端にグズグズした時間はなかった。


食後、ななか夫妻がお笑いライブ行くとのことで、他のメンバーも便乗すべく、京橋へ。
京橋で時間があったのでツインタワーへ行くと、イベントが開催されている。
アニメソングをシロウトさんが歌う、というもの。

もちろん通り過ぎるつもりだったが、司会がなすなかにしだったので、立ち止まることに。
するとどうだ、最近バラエティによく出る、水木一郎のライブが始まる!
テキトーにぶらつくだけで有名人を見られるなんて、さすが大阪やね~。


夕方、昼間仕事だったみるくと合流し、みんなでお笑いライブを観戦。
天津・ギャロップ・野生爆弾ケンドーコバヤシ・アジアン・ロザン・千鳥・$10という、大阪ならではの豪華ラインナップ。

各組の持ち時間が長いし、それぞれネタがくられていて、めっちゃくちゃ面白い!
短時間で笑わす、全国区のお笑い番組のムーブメントは、クソだと感じた。
あっ、でもエロ詩吟はTVでは流せないレベルのエロだったので、満足♪


晩飯は居酒屋「土間土間」。
京橋ならもっとおいしいお店を知っているのだが、時間的に遅いし、距離的に少しあったので、断念。

昼間飲むと夜テンション下がる体質のうえ、前夜ミョーな睡眠不足をわずらっていたためか、ぜんっぜん僕自身、トークがさえなかった。
「もともとやんけ!」とか言わんといてね。
いちおう僕は僕なりに、基準があるんで。


というわけで、歓迎のつもりが、けっきょく楽しませてもらう形になりました。
mixiでは結婚前後、ものっすごいおノロケだったけど、会うとぜんぜんベタベタしたりとかなく、ごく自然な感じだった。
目の前でベタベタされるのはニガテだが、むしろ「もうちょいベタベタしてくれても・・・」と思うほど。

こんどはそちらへ出向いたしますので、また遊びましょうね♪