キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

サバイバル廃村キャンプ【3(完)】

たぶん長文になります。
前の2回に比べ、まとまりない文章になります。
前の2回がほぼメインだし、テキトーに読み流してください。


大きなトラブルを回避したのが、午後3時過ぎ。
えらいもので、誰も食欲がないため、昼食はパス。
極度の緊張から開放されたため、しばらく河原でぐったりとしていた。

時間を置き、テント設営。
ピースケさんが衝動買いした大型テントで、はじめて使うものではある。
が、この3人には10分という時間で十分だった。

テントを張り終えたら、しばらく自由行動。
最近ハマったという燻製を仕込む、ピースケさん。
村の家屋から川の上流・下流へと、縦横無尽に廃村を撮影する、AKiNoBuくん。
そして、予告どおり網で小魚を狙う僕。

残念なことに、小魚はまったく取れず。
これはテクニック的なものではなく、川に魚がいないのだ。
川の流れが速いことと、水草がないことが原因だろう。
それでも、あまりにきれいな川に足をつけているだけで、楽しかった。

夕食。
基本は網焼き。
ただ今回、「あえて焼肉を避けよう」という提言で、牛肉はない。
その代わりに買った魚と野菜、そして燻製をひたすら焼いて食べる。
が、食べても食べても食材が減らない。
どうも肉がないことを気にして、他の食材を買いすぎたようだ。

夕食後、あたりを散策。
ホタルが見られると思いきや、やはり水草がないため、見られず。
途中、星がめっちゃきれいであることに気がつき、3人とも林道に寝そべり、星観察。
適度な涼しさが、酔った脳にここちよい。
そのまま寝てやりたいと思えるほど、気持ちがよかった。

最後はテントで、シモネタなどをたしなみ、午前1時過ぎくらいに就寝。


次の日、目が覚めると雨。
午前7時ごろから目は覚めていたが、雨という現実を受け入れたくないため、9時まで寝てるフリした。

朝食。
テントの前室で雨をしのぎながら。
しかし途中で、ブルーシートごしに雨が入るわ、雨もりするわで、落ち着けない。

焼きそばの具材として残しておいた食材、および昨日の残りの食材から、激臭が!
どう考えても、これは生ゴミのにおい。
クーラーボックスの冷蔵が不完全だったらしい。
結局大半は生ゴミ行きという、アウトドアマンらしからぬ決断。

食後、すぐさま片付け。
途中からみんなカッパを着こんでの作業。

AKiNoBuくんが、体調不良。
後からわかったことだが、原因はブヨという虫さされ。
体調不良なのに、長時間運転させてしまい、申し訳ない。

3人の間でひそかなブームとなっている、忍者を見に伊賀上野へ。
忍者屋敷へ。
前回行った甲賀と微妙な違いを感じつつ、土産に同じモノがあることに首をひねりつつ、まぁそれなりに楽しむ。


で、あとは温泉→夕食→帰宅。
まぁ、初日のスタッグばかり印象に残るキャンプでした。
そういえば、村ちゃんと見てないなぁ。