キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

旅準備準備

最近ちょっと、自分の部屋でダラダラと過ごすことが多い。
動画編集とか、Webページの刷新とか、やることはあるのに気力がわかない。
気力がわかないのにムリする必要はない、などと自分を甘やかせていたが、さすがに時間がもったいなく感じ、少し何か動こうとしている。


その一環で始めているのは、動画編集でもWebページの刷新でもない。
GWに向けた旅の計画だ。


いやあ、やはり旅の計画は楽しい!
去年あたりに、旅の計画自体が自分の趣味の一環なんだということに気がついた。
旅といっても、ひとり旅に限らず他の仲間と行く旅も含めて。


それならいっそ、いつでも旅立てるように旅の計画をストックしてみてはどうだろう?
と常々考えるのだが、計画をするとすぐさま行きたくなってしまうので、ストックする前に旅立ってしまってストックできない。
また、計画には時間がかかるぶん思い入れの念が湧くので、計画後に時間が経つとそれが薄れそうなので、やはりストックできない。


なんてことを考えつつ、取り急ぎGWの計画に専念しよう。
あっ、3月に3連休あるんで、そこも何か考えてみてもいいかもな。
コロナが怖いけどな。

今後のキックボードプラン、プラン

昨年キックボードで、とりあえずの日本一周を達成したことは、ありがたいことに僕のまわりに周知されている。
そうなると、必ず聞かれてしまう。
「今年はどこ行くの?」と。


もともと日本一周を目的としていなかったので、走りやすい道があればどこでも走りたいわけで。
一方、日本一周とくくったときに、どうしても走り漏れを考えてしまったり。
ボヤ~っと構想はあるんで、ちょっとここで整理してみたいと思う。

 


【(1)伊勢湾~三河湾周遊】
日本をひとふで書きで一周した、と言っておきつつ、実は三重の一部でひとふで書きできていない箇所がある。
また、三重~静岡にかけては、距離を優先したため海沿いに走れていない。
昔だったら3~4日かかる距離であるが、渥美半島のしゃくれ具合や最近の体力事情を考えると、1週間で走るには妥当な気がする。
今年のGW、いちばんの候補。


【(2)北海道内浦湾周遊】
「北海道は一周しない」と公言しており、おそらくそれは変わらないだろう。
とはいえ、日本一周といっておいて北海道をパスしていることは、どうしても心がかり。
「北海道周ってないから一周じゃないじゃん」とかクソくだらん理由で僕の10年の旅を否定する輩を黙らすためにも、実績として北海道は走っていてもいいかなと思っている。
そうなると、苫小牧~函館あたりが無難なのかなぁ~、と勝手に思っている。
飛行機移動がイヤなんだけれど、一応夏の候補。
最近の夏は暑すぎて、東北より北しか走られないからね。


【(3)五島列島周遊】
こちらも日本一周で行けなかったところ。
というか島だから、周り方が難しい。
キックボードで走る目的というより、離島めぐりの一環かな?


【その他:ミニ遍路】
島遍路としては、そこそこ大きな島で行きたいところがいくつかある。
周防大島
・小豆島
大三島


また内地のミニ遍路も。
伊豆半島
浜名湖

 


ざっと思いつくだけで、これだけある。
単純に訪問したい離島なんかもたくさんあるんで、まだまだネタは途切れない。


というわけで、まだまだキックボード旅人を続けます!

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リメンバー「キックボード青森→宮城」

「キックボード青森→宮城」をアップしました。
http://tabi-boy.sakura.ne.jp/tabi/2019iwate_kick/2019iwate_kick01.html


日本一周達成!
という区切りの旅ではあったものの、出発前も出発後も実感がわかなかった。
まぁね~、もともと日本一周を目的にはじめたキックボード旅じゃないからね~。


それよりもリアス式海岸が大変だった!
あえて海沿いの道を走ったわけだが、繰り返されるアップダウンの道。
坂を下った先には復興中の集落。
それが目当てというわけではないが、観光地も少なくて足を止めるきっかけも少なくて。


だからといって、決して旅自体がイヤだったわけではない。
そもそも関西に住んでいると、東北に足を運ぶことがほとんどないため、よいきっかけになった。
キックボードをしていなければ、間違いなく一生見ることのない景色をたくさん見られた。


こうしてWebページにまとめると、文章を書き起こして写真を選定してという作業が発生するため、おのずと旅を具体的に振り返ることになる。
時間のかかる作業だけれど、自分自身にとってためになる行為だし、これがまたログとして残るし。


やっぱりキックボード旅はいい!
今年はもう行けないかな~?
次はどんな景色が見られるのか、楽しみである!

 

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広い道路に車なし、佐木島

先週の3連休、2日目に立ち寄ったのは「佐木(さぎ)島」。
周囲18.2kmなので、前日行った岩城島の倍以上だ。


この島はトライアスロンがさかんで、平成2年から毎年開催されているそうな。
そのためか、離島にしては道路が広くてしっかり整備されている。
しかし車の往来は少ないので、何とも不自然に感じる。
キックボードを走る身としては、道路を独占しているようでありがたいのだけれど。


ここの島遍路は現在もしっかり管理されており、道標こそないものの、お遍路用パンフレットが制作されていてあまり迷うことなく巡ることができる。
朝一番に上陸して、キックボードがあれば半日くらいで巡れるかなぁと思いきや、意外と夕方までかかってしまった。


港すぐにレンタサイクルもあり、手ブラで来てもじゅうぶん楽しめるため、レジャー地としてもオススメである。
って、ちょっとダイジェストすぎたかな?

小さく広いぞ、岩子島

すっかり遅れましたが無事、島旅から戻ってまいりました。
ざっくりと感想を。


まず1日目と3日目は、岩子(いわし)島へと行ってきた。
場所は尾道の対岸にある向島から、西にある橋を渡ったところ。
周囲8kmの小さな島である。


目的は島にある88体の石仏を参る、島遍路。
島の広さを考えると、経験上では半日ほどで満願できると推測できる。
が、あるサイトで同じく島遍路をした人の記事を見ると、2日かかっている。
あわよくば初日に満願、無理なら3日目も使おうという考えであった。
で、結果として後者となったわけだ。

 


なぜ2日もかかるのかは、はじめの1番の石仏を巡った時点でわかった。
道がない!
1番の場所が、海沿いの道から小高い丘の上にあるのだが、そこまでの道がない!
よくよく見るとロープがあり、垂直に近い坂を登る必要があるのだが、登ったとてその先への道が藪で塞がれているのだ。


そう、お遍路として管理されていないのだ。
途中で冬眠に話を聞くと、15年ほど前まではちゃんと参れるようにしていたが、今はメンテする人もいないし、山道はイノシシが道を壊してしまっているとのこと。


なので、手元の地図である程度目星をつけて行くも、途中でたどり着けないことが多々あるのだ。
道がないものだから、道があっているのか周辺を何度もウロついて確認しなければならない。
これがもう、めちゃくちゃ時間がかかる!

 


まぁダイジェストとして、そんな感じ。
もっと詳細は別途、Webサイトにアップしますんで。

リアスはリアル

無事戻ってまいりました。
「日本一周達成!」というくだりは、また別に書くとして。
とりあえず、今回の旅の感想もろもろ。

 


旅の後半から、ひたすら山!
1~2時間ひたすら上り坂をガマンすると下り坂となるのだが、せいぜい報われるのは5分くらい。
そこからまた1~2時間の上り坂が続いて、というのがずっと続く。


下った場所には集落があるのだが、前回の旅でもお伝えしたとおり、津波で流されて町は再建中。
観光地というものがほとんどない。


また、町や道路が再建中とのことで、トラックがバンバン通る。
リアス式海岸沿いの道は歩道がほとんどなく、路肩も狭い場所がある。
にもかかわらず、横に大型トラックや重機がガンガン走るのである。


それでいて、アップダウンが多いので時間が予定より押しまくる。
今回は1日あたりの設定距離を短めにしていたにもかかわらず、時間に追われることが度々あった。


本っ当に過酷!
もっとゆとりがあるかと思ったのに、こんなに厳しいものになるとは。

 


逆に旅の前半は・・・どうだったっけ?
ちょっと日記と写真を見返さないと、思い出せない。
それくらい、後半に泣かされたわけだ。

 


まぁ、また時間があればゆっくり振り返ります。
自己満足で好き勝手やっているわけですが、近々会う方はひとこと「お疲れ!」とか言ってくれたらうれしいです。

ヒトフデチャレンジ

しばらく旅に出ます。
さがさないでください。


昨年夏の続きで、青森から南下して、岩手→宮城を走ります。
もちろん、キックボードです。
たぶん義務教育ではじめて習ったトリッキーな横文字「リアス式」、そのガタガタした海岸沿いを走ります。
しんどそう・・・

 


いろいろ旅前に思うことはあるんだけれど、何より今回の旅が無事に終われば、実質の「日本一周」が達成する!
北海道は周る予定がないので、それ以外をぐるりとひと筆書きが完成するのだ。


正直なところ、あまり「日本一周」ということにピンと来ていない。
何でだろうなぁ?
最近はよく「日本一周してます!」とアピールしていたのに。


もともと、日本一周を目的にしていなかったからかな?
はじめてキックボード旅を始めたのは2006年の琵琶湖一周、そこから調子こいて2008年に淡路島一周、そこから能登半島一周だったり、佐渡島一周だったり。
結局、どれが日本一周の始まりなのかがよくわからない。


まぁでも、「日本一周しています」から「日本一周しました」に変わることで、気持ちも何か変化があらわれるかな?
今回ゴールを迎えたときに、はじめて実感がわいたりするのかな?

 


それはそれとして、今回の旅の話。
とにかく今回、集落の少ない場所を走ることになる。
全国周っているけれど、やはり過疎感としては東北が圧倒的である。
増して、冒頭にも書いたリアス式海岸沿いという、いかにも道が険しそうな場所。
集落も少なそうだし、昼食を食いっぱぐれたりしないだろうかという不安。


いろんな不安を抱えながらも、今回は期待感のほうが強めかも。
何に期待しているとか具体的なものではなく、やはり純粋に旅に出られる楽しみ。
やはり旅をしているときって、クサい言葉だが「自分が自分でいられる」という感覚になるのだ。
走っているときはしんどくても、間違いなく後から楽しい思い出に変換されるし。

 


何か長々と書いてしまったなぁ。
とにかく存分に楽しんでまいります!
SNSでは毎日状況をアップしているので、「#キックボード旅」で検索くださいな♪


では、いってきます!