キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

真夜中のBB戦士たち

金曜は仕事帰り、家とは逆方向の千里中央へ。
駅前の立ち飲み屋を2軒ハシゴし、すっかり上機嫌。
とはいっても、目的はお酒ではなく。

送迎バスに乗り、向かった先は「Bb(ビィビィ)箕面船場店」。
一定のお金を払えば決められた時間遊び放題になるという、一時期よくはやったタイプのアミューズメントスポットである。
目的はアトラクションの1つ、「サバイバルゲーム」ゾーン。

参加者はあつし君とその仲間含め、計5人。
みんな集まり、準備が整ったのは午後8時。

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サバイバルゲーム」ゾーンにいる店員さんに声をかけ、無料のフェイスマスクを借りると、店員さんはそのまま立ち去る。
あれっ、Webサイトでは簡単な説明あるとか書いてるのに、ないのん?
というか、レンタルの銃とかめちゃくちゃ放置された状態やのに、管理しとかんでええのん?

そんなこんなで、他にサバゲーをする客はおらず、5人で貸し切り状態。
本来ならセーフティーゾーンというエリアでは、銃のロックをしたりマガジンを外すなどが徹底されている。
また、フィールド内では絶対にゴーグルを外してはいけない。
破ったら追い出されてもおかしくないことだが、なにぶん誰もいないので、破りたい放題である。


フィールドは狭く、教室1個半ぶんくらい。
そこにいくつもの壁が用意されている。

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ゲームははじめ、3人vs2人で何度か戦う。
個人的に前回サバゲーで1人も撃てなかったこともあり、今回は勇気出して打ち合おうと心に決めていた。
が心配無用、フィールドが狭いため、嫌でも打ち合うシーンがひんぱんにありガンガンと当てまくる。

もちろん、当たることも多い。
いかんせん狭いため近距離での撃ち合いになり、当たったときは思わず声をあげるほど痛い!
痛いのに、みんなキャッキャと楽しそうに撃ち合いまくる。

やがて、ゲームも趣向を凝らしはじめる。
総当たり戦にしてみたり、2vs2vs1戦(1人はフルオートで連射可のハンデ)にしてみたり、フィールド内にペットボトルを隠し見つけた人が勝ちにしたり。
場当たり的なアイデアを出してすぐ実行、というのが楽しい。

最も盛り上がったのが、「銃隠し戦」。
1人が先にフィールドに入って4つの銃を隠し、残り4人が丸腰でフィールドに入り、銃を見つけた人から撃てるというもの。
銃が見つからないときはひたすら逃げまくるしかない、という不条理とスリル。
他のフィールドだったら、危険で許してくれないだろうな。


そんなこんなで、午後8時に始まったゲームも気がつけば日が変わりかけ。
さらにそこから、ボルダリングやらメダルゲームやら、施設を満喫。
入店時から気になっていたが、設備が多い割に客が少なすぎる!
せっかくいい場所なのに、このままならいずれ閉まってしまうのでは、ということな何より不安である。

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週末サバイバル・ドライブ

最近の予定のない週末は、主に山にこもる。
というとアウトドアを満喫してるっぽいが、そんなカッコいいものではない。
昨年秋ごろ購入した、エアガンを撃ちに行っているのだ。

エアガンを撃つといっても、意外に場所が難しい。
モノがモノだけに、人目に触れるわけにはいかない。
そのため人目を忍ぶ場所を探さないといけないのだが、これがなかなか難しい。
山手に向かったとしても、農地であったり、ハイキングコースであったりと、ちょうどいい場所がない。
いつも無理やり場所を見つけては試打するが、むしろたまたま運よく人が通らなかったであろう場所なので、毎回通えるという定番スポットがない。


いつもはバイクで行くのだが、今日は車で向かう。
最近あまり動かしてなくて、バッテリー上がりが怖いためだ。

目星をつけていたのは、京都でも比較的うちから近い山。
4か月前、手にびっしょり汗を書きながら攻めた、細い細い林道の近くである。
もちろんあの恐ろしい林道に二度と行くつもりはないが、林道近くならどこか穴場はあるだろう、という考えである。

さて、以前行った林道の入口より少し手前に、左手に曲がる道がある。
とりあえず行ってみると、その先は林道となっている。
しかし比較的道はフラットで、以前よりかなり安心感がある。

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車1台分の道幅が続いたのだが、左手に車がじゅうぶん停められるスペースがあり、そのすぐ脇に川が流れている。
車通りもまったくないし、川のほとりへ行けば体も隠れる。
ここだ!
川のせせらぎと鳥の声しかしない、癒やしの空間に腰を降ろし、銃を準備する。

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ちなみに、つい先日もう一丁銃を購入したので、それを使いこなすべく試打を主な目的としていた。
しかし、まさかまさかの忘れ物!
銃は持ってきたのですが、マガジンという球をこめる部品を忘れてしまった。
仕方なく、残りの2丁を使うことに。

短期間で何丁も買っているが、すべてメルカリやヤフオクで格安のものを探している。
定価でバカ買いなんてとてもできないからね、貧乏性やから。

それにしても、本当に人通りがなく静かなところだ。
銃はなしにしても、夏場とか川に足をつけながら、避暑を楽しむのもいいかも知れない。

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1時間ほど撃ち、満足したので退散。
来た道を戻るにはまだ時間がたっぷりあるので、林道を進むことに。
依然走りやすい道が続き、ジムニー買ってよかった、と今さらながら感じる。

しかし、なかなか終わりの見えない道に、徐々に不安を感じ始める。
そんなことは決してないが、もしかするとこの道がえんえん続くのではないか、という心理状況になる。

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と思っているうちに、今度は道がガレてきて、深いワダチがいくつか登場。
ハマってしまっては、ひとりではリカバリーが大変だ。
ここにきて、急激に恐怖心が大きくなる。
そこから道が細くなり、まさに2月の再来である。


もちろん林道はえんえんには続かず、ようやく舗装路へ出た。
いやはや、楽しくはあったが、林道を攻めるのはもっと下調べできたところに限定したほうがいいな。

ハードキックの衝撃

またやってしまった。
2丁めのガスガンを入手。

フリマアプリで購入したものだ。
ガスとBB弾つきで7,000円なので、なかなかのお値打ちである。


商品名は、「デザートイーグル」というもの。
ずっしりとした重量感は、もはやホンモノの銃では?と思えるほど。
ただ、重さを演出するために使われて金属部分は、悲しいかなさびている。

球を撃つときに、銃の上部が自動的に後ろへ下がる。
これは銃に球をこめる動作で、「ブローバック」という。
このブローバックの衝撃が重く、これがまた実際の銃を撃つかのような感覚なのだ。

気持ちがいい!
これを撃った後、もう1丁の銃・コルトパイソンを撃つと、銀玉鉄砲を撃っているのかと思えるほど拍子抜けしてしまう。

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欠点としては、このブローバックの衝撃で照準がブレる。
ええ、まぁ僕の腕が悪いってのもありますが。
あと、ガスの燃費が悪く、コルトパイソンの4~5倍の速さでガスが切れる。


これでしばらく、ヒマつぶしができそうである。
と思いきや、ガスの特性上、ガス銃は冬場の使用に適していないらしい。
まだ日中暖かいうちに、飽きるほど撃ちまくらなくては。

 

 

天使のリボルバー

何だかんだで、買っちゃいました。
念願のガス銃。
「コルトパイソン357マグナム 6インチ」

フリマアプリ「メルカリ」で、ほぼ満タンのガス+BB弾セットで7,500円。
このオプションで1,000円分の価値はあるから、実質6,500円かな?
けっこうな美品で、なかなかお値打ちで買えたなと、大満足である。

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さて、早速試打してみた。

まずは飛距離にビックリ!
もともと中学時代に持っていたエアガンと比較すると、雲泥の差である。

そして、やはりパワー。
近距離のターゲットを撃ったときの、衝撃音と球の跳ね返りが、ぜんぜん違う。


不満点は、球の補充。
銃の中心にある回転体、いわゆる「リボルバー」という部分にBB弾を詰めるのだが、1発ずつ手でぐっと押し込んで補充する必要がある。
また、一度に24発までしか入らないので、けっこうこまめに補充しなければいけない。

あと、遠距離のターゲットへの、命中率の低さ。
「お前の腕の低さちゃうの?」と言われれば否定できないが、例えば銃を固定して撃ったときに、毎回同じ場所に球が行かないのである。
たぶんこれはハンドガンの限界なのかも知れないが、期待していた部分でもあるので、ちょっと残念。


しばらくは、こいつでヒマつぶしができそうだ。
時間のあるときに、どこか誰も来ない山へ行って、ターゲットを準備して腕を磨きたいところである。
もちろん、球はちゃんと自然に戻るやつを使うし、少しでも人が往来する場所では撃たない。

が、なかなかいい場所が見つからないんやけどね~。

銃活

久しぶりの激しい物欲に、自身でも驚いている。
無性に、銃が欲しいのである。

もちろん、ホンモノではない。
ガス銃とか電動ガンとか、そのへんである。

シューティングバーという銃撃てる飲み屋をきっかけに、サバゲーに参加し、さらに別のシューティングバーへ。
実質、銃を手にしたのは、この3回だけである。

サバゲーにはハマるまい!」という、なぜか自分の中にある抵抗が、ボロボロと崩れかけている。
とはいえ、まだサバゲーにハマっているわけではない。
ただ、銃が撃ちたいのである。

おそらく、中学時代にひたすら撃ちまくった、エアガンの影響だろう。
家の裏にミカンの木があり、そこにはびこる幼虫を、ひたすら撃ちまくっていたのだ。
害虫とはいえ、今となってはマナー違反はなはだしいことだが。


急にわき出た欲求を満たすべく、先週日曜は、ひたすらリサイクルショップを巡った。
午前10時から夕方まで、心当たりのお店を周り倒して、1軒だけ中古が充実したお店を見つけた。
ううむ、どうも手が出ない。
今すぐ買って撃ちたい欲求に襲われつつも、結局購入には至らなかった。

ちなみに、拳銃の相場としては、新品が15,800円。
ガンショップだと、これの3割引、だいたい11,060円である。
それに対し、中古はだいたい8,000円くらい。
新品との差が3,000円と微妙なのが、躊躇(ちゅうちょ)する理由の1つ。

もう1つは、どの銃を買うべきかが絞れていないこと。
拳銃で、欲しいものは3つある。
さすがに3丁も買うと、使い分けがわからなくなりそう。
また、本気でサバゲーにハマらない限り、3丁の出費はイタイ。

などなど考えつつ、サブマシンガンと呼ばれるちょっと大きな銃も欲しかったり。
こちらは、定価で3~4万、中古ならその半額くらい。

そらぁ、全部欲しいよ。
でも、趣味になるかわからないものに、MAXで10万近い出費はさすがに抵抗ありまくり。


そんなことに頭を悩ませていることが、実はちょっと気持ちがよかったりする。
こんなに物欲にモンモンするのって、本当に久しぶりである。
あまりモンモンを楽しみすぎると手に何も残らないし、すぐに叶えると急激に冷める。
もうしばらく、その狭間を楽しむのもいいかも知れない。


ちなみに、以下が欲しい銃。
たぶんわからない人は本気でわからないので、ぜひ読み飛ばしてください。
また、銃に詳しい人は、僕のコメントが稚拙すぎて不快かもしれないので、これまた読み飛ばしてください。


デザートイーグル
見た目:★★
撃ち応え:★★★
実用性:★

重くてゴツいながら、撃つごとのブローバック(自動的に銃が球をこめる動作)が、ホンモノの銃を撃っているような反動。
とにかくひとりで“楽しむ”には、最高のものである。
ただし、重いしブローバックの動作が命中率に悪影響を及ぼすらしく、サバゲーには不向き、らしい。

【コルトパイソン357マグナム】
見た目:★★★
撃ち応え:★
実用性:★

この銃を知ったきっかけは、やはりシティーハンターである。
が、他の拳銃をひととおり見たときに、形状としてこれがもっともカッコよく感じるのだ。
撃つごとにリボルバーがまわるというのも、昔ながらの“銃”の印象にぴったり。
ただ、最大24発までしか球をこめることができないのと、連射するときにトリガーが重いことから、これも実用性イマイチだそうな。

グロック18C】
見た目:★
撃ち応え:★
実用性:★★★

こいつは実用性重視。
上の2つがガス銃なのに対し、こいつは電動ガンだ。
冬場はガスの性質上、ガス銃が使い物にならないらしい。
また、拳銃のくせにマシンガンのような連射ができたり、オプションつければ100発の球を込めることができるなど、実用性だけでなく純粋に楽しむことができる。

2度目のシューティングバー

地味に仕事が立て込んできた金曜日。
帰りが遅くなることは、わかりきっている。
といったときに、先日夜遅くに会おうと言っておいて会えなかった、あつし君を思い出す。
急な誘いでどうかと思いきや、何とかOKをもらえた。

ということで午後9時過ぎ、新大阪で待ち合わせ。
向かった先は、シューティングバー「ポイントドッグス」。
エアガンが打てるバーである。
前回は京橋のお店へ行ったので、シューティングバーそのものは2回目。

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地下の階段を降り店に向かうや、まず物販店が目に入る。
そして店内は、6人ほどのカウンター席と、ソファーがいくつも並ぶ。
ラウンジっぽさを漂わせながら、壁ぎわには多くの銃が並んでおり、「アジト」という単語が脳裏をかすめる。

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さすがビジネス街近くだけのことはあり、お客はサラリーマンが多い。
京橋のお店は、どちらかといえばマイ銃片手にお酒を飲むような、マニアなお客さんが多い印象であった。

メニューは、ただ飲むだけというのもOKだが、チャージ+お酒+銃を撃てるプランもある。
いくつかあるプランのうち、今回は拳銃2丁とライフルが打てるプラン。
けっこう撃てて2,000円は、バーの相場を考えただけでも、そこそこお値打ちではないだろうか。

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あつし君との近況報告もそこそこに、店員さんにコンタクトをとる。
というのは、2人とも暗黙の了解的に、このお店での目的が「聞き込み」であるためだ。
特に最近興味のある「室内サバゲー」のこと、将来的に買いたい銃のこと、その他サバゲーの情報、など。

まず室内サバゲーは、残念ながらこのお店ではほぼイベントを主催しないらしい。
その代わり、ほぼ毎週日曜に、普通のサバゲーを企画しているらしい。
銃も、例えば拳銃だとあまり性能に差はなく、重いほうが売ったときのインパクトを感じられるらしい。
その他、曜日ごとにお店でサバゲー実践講座や銃を撃つイベントが行われているらしい。


しばらくして、ガラス張りの別室へ移動し、銃を試打。
拳銃は、なかなかうまく当たらない。
おかしい、京橋の店ではそこそこ当たっていたし、昔からエアガン撃ちまくっていたので、自信はあるのに。
これはきっと、空腹なのに一杯目からスコッチをストレートで飲んだせいだ、と決めつけておこう。

拳銃を2丁撃った後は、ライフルを一丁。
ライフルのことはさっぱりわからない、と伝えると、店長さん自前のライフルを貸してくれた。
スコープがついており、スコープ内に光る赤い点を、ターゲットにあわせて撃てばよい、とのこと。

これがもう、当たる当たる!
遠くにぶら下げられている5円玉を、一発で射抜くほど。
こんなんサバゲーのフィールドに持ってこられては、シロウトは到底太刀打ちできない。

それからもターゲットを次々に当てまくる。
はじめの20発くらい、マジで100%狙いどおりである。

ただ、あまりに命中しすぎるものだから、逆に飽きてくる。
最後のほうは、連射モードでひたすら音のなるターゲットに当てまくっていた。


といった感じで、お店を出たのは12時前。
ええ、もちろん終電なんてありません。
ひさびさに、2時間歩いて帰りましたよ。

ほんのりミリタリー

最近の趣向が、どうもミリタリーに向いている。
最近服屋で手にとる服が、ミリタリーばかり。

もともと、ミリタリー系は好きであったし、服や靴も持っている。
けど最近、異様なまでに興味を示してしまっている。
何なら、ファッションだけにとどまらず、ガス銃か電動ガンが欲しい、とすら思っている。


やっぱりアレか、先日のサバゲーの影響か。
「楽しかったけど、また機会があればね~」くらいの感覚で思っていたつもりだが、実は心の奥底に、興味を刻まれたのかも知れない。

もしくは、最近読みだしたコミック「シティーハンター」の影響か。
少年時代は“もっこり”と“100tハンマー”くらいしか興味を示さなかったが、今見ると、銃や武器の描写が、ミリタリー好きにはたまらない代物であることがわかる。
読み進めているうちに、洗脳されてしまったのか。


せっかく興味を抱いているのだから、これを機会に何か新しい趣味なり、はじめればいいんだろうけれど。
といって、サバゲーは前回参加して、ハマるほど夢中になりそうはならないだろうし。
もっとこう、ゆる~い感じで、ほんのりミリタリーを楽しめないものだろうか。