キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

暴走!半島!

しばらく旅に出ます。
さがさないでください。


クソくだらないタイトルで申し訳ありません。
房総半島を走ります。
もちろん、キックボードです。


日本一周を目指して最近は右回りにまわっていたけれど、今回は左回り。
7年前に大阪から東京まで走ったので、その続きとして、東京から房総半島を海沿いにぐるっとまわる。
終着点は、茨城県日立市あたり・・・かな?
途中で雨も降るらしいので、そのへんはフレキシブルに。


前回のキックボード旅より9か月のブランクがあるため、やはり不安がつきまとう。
千葉といえばどうしても都会じみたイメージがあるので、果たして旅の雰囲気を楽しめるのだろうか。
ちゃんと楽しい旅になるのだろうか。
体力的に大丈夫なのだろうか。


そんな不安よりも、まずはこの時間になってもまだ準備中ということが大問題だ。
今回はだいぶ早めに準備していたはずなのに。
新幹線で眠れるとはいえ、寝不足が思わぬ仇とならなければいいのだが。


そんなこんなで、行ってまいります!

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まぐろとレトロの福島 ~その2~

食べ飲み放題ですっかりお腹を満たした、つづき。

 


2次会のお店を探すべく、福島へ。
実は福島の夜を徘徊するのは、はじめてである。
最近「裏天満」と同列くらいに人気だという噂は聞いていたのだが。


すげえ!
駅前の一角に、小さな飲み屋の並ぶ通りがある。
合計で3本くらいあるのかな?
とにかく活気があり、思わず鳥肌が立つ。
こんなにいい場所、なぜ知らなかったのだろうか。


お腹は満腹なので、ゆっくりバーとかに行きたいとお店を探す。
すると、「昭和レトロ」という触れ込みのお店を見つける。
非常に気になるが、お店の中が扉で見えない。
さて、扉を開けるべきかどうかと迷っていたら、後ろから店員さんがやって来た。
狭い通路なので、押し出されるようにお店の中へ。


えっ、これお店?
店内には所狭しと昭和の雑貨が並ぶ。
カウンターにも大量の雑貨があり、飲み物を置く場所は自分でかき分けなければならない。


入店してから、お店のご主人のトークが始まる。
「日本でいちばん面白いお店だ」というハードルをあげながら、店内にあるコレクションのお話だとか、店員さんである女性とは年の差離れた夫婦だとか、いろんなお話をいただく。
3人でしっぽり話したかったのに、と思ってはじめは躊躇(ちゅうちょ)していたが、次第にお店独特の世界に入り込むようになった。


飲み物は基本的にオススメで、今まで飲んだことのないようなモノが出される。
人によって好みが別れるだろうが、個人的にはいずれもうまい!


やがて同じく一見さんとしてやってきた男女一組と、常連さんだという27歳ながら昭和を愛しすぎている男性を混じり、お店全体として盛り上がる。


他にもっと書きたいことがあるのだが、ちょっとキリがなさそうなので割愛。
さすがに「日本でいちばん」と呼ぶには悩ましいところだが、また時期を見て再訪してもいいかな、とは思う。

まぐろとレトロの福島 ~その1~

土曜日の登山後、もろもろあって、夕方は梅田へ。
厳密には、梅田というより福島寄りの場所。
ビルの一角のある居酒屋で、廃墟仲間であるピースケさんとあつし君とで、飲みに行くこととなった。


商業ビルの一角にあるはずの「梅田まぐろ市場」が、ビルの案内板にない。
ホンマにここであっているのか、と探していると、ワインを押しているイタリアンなお店に「まぐろ市場」と不自然な看板が。
店内に案内されると、掘りごたつではあるが控えめな照明だし、なぜかボジョレヌーボー2017入荷のポスターがあるなど、どう見てもイタリアン。


ちなみに、食べ飲み放題のコースである。
はじめに出されたまぐろ三種盛りは、残念ながらおいしくない。
ただ、同じくはじめに出てきたまぐろの中落ちは、骨ごとあって自らスプーンでそいで食べるスタイルなのだが、これはうまい。

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他にどんなメニューがあるのかと見て、愕然とする。
たくさんメニューがあるのだが、ほとんどが格安チェーン店レベルのものばかり!
いやいや、まぐろは?
まぐろ専門店ちゃうのん?
もちろん料理の味は、言わずもがな。
商業ビルにあるから期待していたのに、こんなことがあるのか。


ちなみに、飲み放題の「ビール」の欄には「金麦」の文字が。
たま~に見るけど、これって詐欺やで。
金麦はビールやないから!
ビールの定義ぐらい、お酒を出す飲食店なら知っとけよ。


などなど、お店の不満はタラタラながら、仲間とはざっくばらんな話で盛り上がる。
久しぶりに廃墟行きたいな、という話をあげたが、あまりふくらまず。
ううむ、もうちょっと事前に情報収集などしておけばよかったか。
やはり廃墟がきっかけで集まった仲間なので、廃墟めぐりは再開したい。


などなど書いているうちに長くなったので、つづく。

ひとり春登山 ~その2~

登山でひと休憩した、つづき。

 


ここからルートが、複数に延びる。
5方向くらいに延びた道のうち、あまりなじみのない、くろんど池ハイキングコース→さわわたりの路へ。
相変わらず道は整備されているのだが、たまに未整備の横道が延びている。
横道へ行きたい気持ちでウズウズするのだが、後の予定があることを考慮して、あえて冒険を避ける。


木製のベンチで再びひと休憩すると、急激にテンションが下がる。
やはり体がなまりまくっていて、急な疲れに耐えられなくなったのだろう。
とはいっても、下山道までは遠いので諦めて歩くしかない。
というより、まだ1時間ほどしか歩いておらず、下山するには中途半端すぎる。
腹をくくって、再び歩き出す。

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そこから、さんさくの路を経て、いったん傍示の里の集落へ。
ここから下山もできるが、意を決して交野山山頂を目指す。
再び山道に入り、頂上手前の東屋で腰を降ろす。
頂上を拝む前に、腹ごしらえをしたいためだ。


ここで、クッカーとシングルバーナーを使って山めしを作る。
クッカーにオリーブオイルを広げ、ツナを炒める。
適度に熱が入ったところで、トマトジュースを投入。
さらに味付けに、鶏ガラの素・塩・胡椒。
トマトジュースが湧いたころに、ペンネを投入。

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というプロセスでできたのが、「ツナのトマトペンネ」。
ちょっと塩辛くなってしまったが、味は絶品!
鶏ガラの素を入れたら塩は不要だったかも。
あと、トマトジュースだけではペンネになかなか水分が入らず、3分で仕上がるはずのペンネが、10分近くかかった。
トマトジュースと水を半々にするべきだったか。

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お腹を満たしてからは、頂上へ。
岩の上には僕よりひとまわり上くらいの男性が5人、ちょうど風景を拝める場所を長時間占拠してイラッとする。
が、こんなところでイライラしても仕方がないので、ほどよく景色を楽しんでから、下山。

 

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いい!
旅に向けた体慣らしだけでなく、純粋に自然を感じられて楽しかった。
またルートもたくさんあるので、これからヒマがあれば、ガンガン散策してやりたいと思う。

ひとり春登山 ~その1~

土曜日は朝一番に整骨院へ行き、その足で登山し、シャワーを浴び昼寝をしてからは散髪へ行き、夜は飲み。
これだけ複数の予定を詰め込んだのは、久しぶりである。
充実感がすごく、休日ってこうあるべきだなあとつくづく思えた。


とりあえず、登山のことを書いておこう。
ちなみに登山をする理由は、GWに向けて体を作っておきたいためである。

 


整骨院を出たのが午前9時過ぎ。
背中にはリュックを背負い、肩からは袋に入れたキックボードをかける。
登山口や降り口のすぐ近くに交通手段がないので、持ち運びのできるキックボードはすごく便利だ。
とはいえ、整骨院のある駅前は人が多く、キックボードを出すには恥ずかしい。
もう少し駅から離れたところで出そう、と歩くも、こんな荷物を抱えた姿を見られるのも恥ずかしい。
できれば知人には見られたくない。


と歩いていたときに、よりによってゴンタと遭遇!
まぁ、ゴンタは今から甲子園へ行くとのことでテンションが高く、こっちも登山に対して妙なテンションだったので、羞恥心もすぐに消えたが。

 


駅から少し遠のいたところで、キックボードを出して走る。
太ももがしんどい!
これは衰えというより、最近始めたスクワットで疲労がたまってしまったためである。


10分ちょっと走ったところで、登山道へ入る。
絶えず登り坂が続き、時おり岩場となっているも、しっかり整備されていて歩きやすい。
まずは20分ほど歩いたところにある休憩所で腰を降ろす。

 


中途半端だが、つづく。

キャンプ部ミーティング・2018春

先週水曜の話になるが、仕事帰りに会社のキャンプ仲間と、飲みに行くこととなった。
GWに2泊キャンプをするので、事前の打ち合わせが主な目的だ。
GW・・・そう、GWである。
GWにキックボードで旅立つ僕は、そのキャンプには泣く泣く参加できず。
それでも、こうした会合に呼んでいただけるのはありがたい限りである。


梅田で待ち合わせをし、まずは「ALBi」へ。
アウトドアショップがたくさん集まる場所である。
一度だけふらっと寄ったことのある程度だったが、改めてじっくりまわってみると、ショップの数の多さにビックリする。
ここで見つからないギアはないのではないか、と思えるほど。
GWのキャンプに向けたギアを選ぶメンバーを横目に、最近のアウトドアグッズに触れてはひとり興奮する。


ひととおりまわり切ったところで、串カツ屋「鳥の巣」へ。
大衆居酒屋ちっくなたたずまいで、おっさんが集うような古いお店である。
が、サクサクの衣は独特の味があり、最近新世界で乱立する新店なんかとは格の違いを感じる。

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話題は相変わらずのゴシップが主体で、毎回ながら新しい情報を仕入れることができる。
もちろん、本題であるキャンプの計画についても話し合われる。
参加できない僕も、数ある野宿経験から意見を出せることもあるし、計画を組み立てる段階を楽しめる。
僕が行けないことを残念に思ってくれたりもして、申し訳なさとうれしさを感じる。


計画もそれなりに煮詰まったところで解散。
つくづく、参加できない残念さを覚えながらも、次回このメンバーでキャンプできることが楽しみで仕方ない。

整理欲求

とんでもなく散らかっていた本棚を整理してみた。
大事にとっていた書籍も、確実に読み返さないものは思い切って処分した。
読み返す可能性があるものでも、巻数の多いものはダンボールに詰めて保存するようにした。
するとどうだ、えらくスッキリした。


今度はそこに、アウトドアグッズを詰めてみた。
これまたスッキリ。
アウトドアグッズがたまりまくってて、置き場所があちこちに散らばっていたので、非常に取り出しやすくなった。


そんなことしていると、先日から感じていたストレスがほんのり楽になった。
なるほど、心が散らかっているときは、目の前の物理的なものを片付けることで何かしらいい方向に向かうらしい。


とか考えているうちに、今度は部屋自体をドレスアップしたくなってきた。
まるで何もない壁に、ポスターとか何かしらを飾ってみたり。
このへんセンスがまったくないから、何かヒントとかあればうれしいんやけどな。
あと、結局ひとつだけになってしまった観葉植物を、補充したり。


まぁまずは、まだまだ散らかっている部分の整理からだ。