キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

リメンバー「キックボード新潟→秋田」

「キックボード新潟→秋田」をアップしました。
http://tabi-boy.sakura.ne.jp/tabi/2017e_touhoku_kick/2017e_touhoku_kick01.html

 

クソ暑い夏のまっただ中、まさかの台風発生。
直撃は免れたものの、1日足止めを喰らうという、いつもとはひと味違う旅となった。

 

いつもと違うという意味では、いつになく「出会い」が多い旅となった。
お昼に出会った旅人、夜の酒場で出会った人。
いずれも楽しい時間を提供してくれ、旅の思い出として印象強く残っている。

 

逆にいえば、ふだんの旅では人との交流が少ないということ。
毎晩酒場にくり出すのは経済的にも体力的にもキツいが、今後は余力あれば積極的に足を運ぶのもいいかも知れない。
旅をして20年近く経つが、こうして新しい発見があるというのはうれしい限りである。

 

時代錯誤のWebページですが、おヒマがあればご覧くださいませ。

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台湾体験! in 西中島

仕事のストレスだけでなく、体調不良にも見舞われた先週。
何とかひとヤマやり切った金曜日は、何とか定時退社にありつけた。
そのまま家で療養・・・ではなく、その後は飲み会だった。
またしても会社の人らとだ。
わざわざ声をかけてもらえてありがたい限りである。


メンバーは計8名、うちの部署が4名と他部署の方が4名。
先月にボウリングをやったメンバーの一部なので、他部署といっても、まったく知らない顔というわけではない。

 


仕事帰りにみんなで集まり、西中島へ向かう。
1軒目は「一路發(イロハ)」という、台湾料理のお店。

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店構えは台湾風ということなのだろうが、一般的なイメージとして中華の店に近い。
何より円卓というのが、この人数で一丸となり話すのに都合がいい。
また、店内にはモニターが3つあり、いずれにも台湾番組が流されており、台湾の食堂にやって来たような異国感が漂う。


メニューは1品ずつ写真が添えられているが、本場の名前で列挙されている。
中華とは少しラインナップが違っており、ほとんどの料理がどんな味なのかがわからない。
それだけ本場に忠実ということなのだろう。


で、出てきたものは、いずれも外れナシ。
特に揚げ物は、台湾の夜市に漂う独特の匂いがして、台湾旅行の記憶を呼び戻してくれる。


会話はみんな一丸となり、それぞれのキャラクタも映えて、楽しいひとときを過ごせた。

 


おなかが落ち着いたところで、2次会。
たこ焼きをテイクアウトできることで会社でも有名な「はぐるま」という居酒屋。

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たこ焼き意外にも、100種類以上ものメニューや季節の食べ物が多数用意されているという。
ただ、すでにお腹は落ち着いていたため、料理はたこ焼きを何種類かいただく程度。
それぞれフレーバーの異なるものを注文したが、同じたこ焼きでもこんなに印象が変わるのかと驚く。


話題は、どちらかといえば隣の部署に持っていかれがち。
もちろん聞いていて楽しいので、それはそれでいい。
というより、僕自身がすっかりおとなしくなってしまっていた。
体調不良のせいか、すぐに酔いがまわったためかも知れない。
もともと、あまり自分からがっつり話せるタイプでもないけれど。

 


そんな感じで、午後11時前にお開き。
以前にも書いたが、会社の人らとの交友も楽しいものである。
もっと回を重ねて、共通の話題を増やしていきたい。

台風キャンプ in ハイマート佐仲~その3~

いよいよ台風が迫るキャンプ、2日目。

 


目覚めると、体全身に気持ち悪さがかけめぐる。
典型的な二日酔いである。
みんながホットサンドを食べながら談笑しているのを、ぐったりしながら眺めるので精一杯だ。
「少し寝とき」と声をかけられるが、みんな団体行動をとっている中で、ひとりだけ寝るということに抵抗があり、何とか起き続ける。

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食事が終わればすぐさま撤収。
というのも、風が強くなってきており、いよいよ台風の足音をもろに聞こえている。
げんに太いポールが1本、無残にも折れ曲がってしまった。

 

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帰りは道の駅でおそばをいただき、さらに箕面にあるスノーピークのお店で、テントを乾燥させるサービスに出す。
ちょうどスノーピークで物販イベントをやっており、買いはしなかったが、いろいろ便利そうなグッズをたくさん見られて楽しめた。

 

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全体的に思ったのは、こんな本格的なキャンプははじめてだということ。
原チャリ1台が買える値段のテントもしかりだが、みんなが持ってきたチェアなり食器なりのギアが、いずれもちゃんとしたブランドのものだ。
ホームセンター仕込みのキャンプ用品に日用品をごまかして使っている僕のものとは、まったく違う。
もう、僕の中では「グランピング」といってもいいくらい、快適な経験だった。


あと、ほぼ全員と1対1で話せたのもよかった。
というのも、僕の車は後部座席を取っ払っており、2人乗り用になっている。
5人で車2台なので、僕が孤立しないよう、わざわざ僕の車に必ず1人同席してくれるようにしてくれたのだ。
それがローテーション制になっており、まんべんなくメンバーと話すことができたということだ。
基本的にあまり話さないほうである僕に、気をつかわせて申し訳ない気持ちもありつつ、2人だからこその腹を割った話もできた。

 


このメンバーでのキャンプは、次回は春先になるだろう。
それまでにデイキャンプをしようという話もあがっているので、また楽しみである。

台風キャンプ in ハイマート佐仲~その2~

仕込みが終わってから、いよいよキャンプ本番。

 


雨で濡れた体をいったんお風呂で温め、午後5時から宴の開始。
テントを叩く雨音は、絶妙に心地よいBGMとなる。


メインはもちろんお肉。
テント内なので炭はおこせず、BBQコンロの代わりに出てきたのは鉄板。
それも、シングルバーナーに乗せられるような小さなものだ。
「ヨコザワテッパン」という、アウトドア業界では有名なアイテムらしい。
小さいながらも、5人分のお肉を順次焼いていくには十分だ。
それでいて、しっかり焼けてコゲつかない。
こんな上品なBBQ、はじめてである。

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続いてはクリームシチュー。
今までBBQで、食べたことのないメニューである。
具だくさんで絶妙な味付けで、やや肌寒さを感じるこの季節にぴったりである。

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あとは先ほどとは違う焼肉用の鉄板をガスコンロに乗せ、焼き野菜などをいただく。
なるほど、炭を使わなくても立派にBBQって成立するんだな。

 


おなかが落ち着き、お酒もほどよくまわってきたところで、室内テントへ移動。
「チケットトゥライド」というボードゲームで遊ぶ。
ルールは割愛するが、単純で初心者でも楽しめるのがありがたい。
本来ならもっと駆け引きを楽しむのだろうが、そこまで気がまわらないのは初心者だからという理由だけではなく、お酒に酔っているせいだ。
そう、このころには日本酒を水のように飲んでしまうほど、なかなかの泥酔状態である。
辛うじて記憶はあるものの、時間の感覚は完全にマヒしてしまっていた。

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まるで人の家で遊んでいるような感覚だが、外はがっつり大雨である。
トイレで席を立つ度に、そのシュールな現実を再確認してしまう。

 


そんな楽しい夜はふけ、11時過ぎには就寝。
つづく。

台風キャンプ in ハイマート佐仲~その1~

プライベートでの遊びはご無沙汰だ、ということを先日の日記で書いたが、よくよく思い返せば最近は会社の人と遊ぶ機会がぼちぼちある。
今週はありがたいことに、キャンプの誘いをもらった。
ええ、もちろんこの悪天候だった先週末に、だ。

 


午前6時に起き、2時間後に大阪で合流。
合計5人、車は僕のを含め2台で出発。


メンバーがオススメだというお店「やまがき」で肉を買い、その他のものはイオンで調達。
ついでに昼食もイオン内でいただく。
悪天候だしいっそイオンをブラついて帰ろうか、という冗談を思いついたが、すっかりキャンプモードのメンバーに言い出しづらく、言葉を飲み込んだ。

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準備も万全、いざキャンプ場へ出発!
とテンションがあがる一方で、天気はすっかり下り坂。
目的地の「ハイマート佐仲」へ着いたころには、すっかり土砂降りである。
午後2時前という遅めの時間なのに、サイトにはたった1組しか客がいない。
バンガローにも、相次ぐキャンセルがある。


これならいっそ、バンガロー泊にするか?
そんな提案も浮かんだが、メンバーの1人が買いたてのテントを使いたいというのもあり、思い切ってテント泊となった。

 

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みんなレインコートに着替え、テントを設営していく。
なにぶん巨大なテントなので、5人がかりでもなかなか時間がかかる。
ひとり旅のときに、5分もかからず組み立てられる1人用テントとは大違いである。
ただ、みんなで組み立てる工程はたまらなく楽しい。

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シェルターというのかな?屋根となる大型テントとその中に寝室用テント、そこからタープを伸ばして、向こう側にも寝室用テント。
台風手前の風雨の中でも、快適に過ごせる空間の完成である。
実に2時間にも及ぶ作業は、達成感と満足感を強く感じさせてくれる。

 

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仕込みが終わったところで、つづく。

Back to ひとまわり

この時期に気持ちが落ち込みがちなのは、毎年繰り返していることだ。
などとおぼろげに思っているが、実際はどんなものだろうか?
そんなときに、長年つづり続けている日記は便利なものである。
1年や2年ではなく、思い切ってひとまわり前となる、12年前の日記を読んでみた。

すごい!
つい先日より感じていた旅への気力のなさが、まさに書かれているではないか。
やっぱりくり返してるんだなぁ~。

くり返している?
ということは、その後の日記を読んでみると、これから先のことも予見できる?
恐る恐る見てみると・・・

・ひどい眼精疲労
・熱でダウン
・ご近所を自転車散歩してアウトドア欲少し改善
・廃墟散策してさらに改善

ううむ。
上2つは、確かに毎年この時期起こっている気がするので、注意が必要だ。
下2つのうち、実はいちばん下は計画中なので、これを機にアウトドア欲を高めてやりたい。
で、11月に旅に出ていたので、11月の1週とか、どこか有給使ってでも、やはり旅立ちたいな。

あと振り返ったところでは、結婚式とかライブとかイベントが盛り沢山だったが・・・さすがに今はそんなお誘いもないな。
でもまあ、先日も宣言したように、11月はいろいろ友人と会うことに注力したい。

よしよし、遊ぶことを考えだしたら、不安定な気持ちも少しは前向きになり出した。

Road to ラビルーナ

「月の地下に長さ50キロの空洞がある」というニュースを見て、あることを思い浮かべた。
知ってる人いるのかな、とニュースのレビューを見てみると、意外にも同じことを思い出した人が複数いて、思わずうれしくなった。


アニメである。
グランゾート」という、中学校時代に放映されていた、月が舞台のSFロボットアニメだ。
全国的にそう有名ではなく、特に関西においては平日の朝方の放送だったため、夏休みに偶然テレビをつけていないと出会うことができないもの。
昔からマイナーなもの好きという嗜好とそのアニメの極上な内容により、当時はひどくハマったものだった。


マイナーだし25年くらい昔のものなのに、同じように思い出す人がいたことに、軽い感激を受けた。
なお、ほんの偶然ながら、夏あたりにこのアニメのDVD-BOXを入手し、ちょうど先日すべて見終わったタイミングだったのだ。
因果というのか、少し不思議な気分である。


ついでながら、このグランゾートというアニメ、なぜか韓国ではメジャー級の人気があるらしい。
「メカが登場するときのBGMをエレキで弾く」という動画が、今年だけでもたくさんアップされている。
なぜグランゾート?なぜ今?
こちらもまた、ある意味での異文化というか、不思議な感覚に包まれる。


あの多感で純粋な頃だからこそ熱中できた、というのもあるが、この作品同様に熱中できるアニメがあればいいなあ、と思う今日このごろである。
あっ、アニメオタクではありませんからねっ!