キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

アツく走破、北陸!

無事戻りました。
戻ったのは昨日だけど。

旅は1日短縮し、目的であった新潟駅までは行けず。
でもがっつり7日走り切ったので、じゅうぶん満足だった。

今回はちょっと、体力的な部分に不安を感じた。
5日めにがっつり疲れを感じ、目覚めも悪かった。
5日め以降の走行距離を短めに設定したいたのでちょうどよかったが、今までと同じ距離を想定していたら、ただのしんどいだけの旅になっていたかも。

とはいいつつ、全体的にはやはり楽しいものだった。
毎日違ったカラーがあり、毎日が輝いている。
1日って、こんなに長くて有意義なものなのか。

今回の旅も、しっかりWebサイトにアップするつもり。
毎日をふり帰ること自体が、これまた楽しみである。


取り急ぎ、帰宅報告までに。

日本のせなか

しばらく旅に出ます。
さがさないでください。

福井は芦原温泉→石川→富山→新潟と、キックボードで走ってきます。
心配していたGW返上はなく、何とか無事休みを獲得できました。

何といっても前回は、予備で持って行ったタイヤが全壊。
途中リタイアという無念を味わった。
今回もその可能性は十分あるので、一応対策はたてた。
・予備を10個→14個に
・キックボードを新調
ベアリングを新調

また今回は、1日あたりの走行距離がやや短め。
いつも75キロ前後を目標としているのだが、今回65キロ以下。
体力的にちょうどよいのか、時間をもて余してしまうのか、読めないところ。
極力、寄り道を楽しみたいところだ。

目標は新潟駅まで。
ただ、新潟駅へはまる8日かかる。
8日も走り続けるほど体が持つかわからないし、無理せず辞めたいときに辞めるつもり。

果たしてどんな旅が待っているのだろうか。
「楽しかった!」と心から言える旅になればいいな。

 

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ツンツンスマホ

電車内のマナーについて、電鉄会社や公共広告機構などが啓蒙活動を続けている。
効果のほどはわからないが、実にありがたいことである。
しかし、未だに触れられていないことがある。

スマホのツンツン行為だ。
満員電車で立っているときに、後ろや横にいるヤツのスマホが、体に当たること。
これが微妙な力でツンツンとやられるので、こそばい。
背中もイヤだが、脇腹に当たったときなんてもう、くすぐったくてたまらない。

それでいて、注意の仕方がわからない。
まわりに人がひしめきあっている中、声を出して注意するって、なかなか勇気がいる。
なるほど、痴漢にあっている人の気持ってこんな感じなんだ。

にらんでも腕で牽制しても、ぜんっぜん気づきやがらない!
何か効果的な方法はないものだろうか?

あれって、みんな気にならんの?
もっと騒いでもいいくらい、不快でたまらないのだが。

Number of the ビールケース

基本的に人見知りで内向的だと思っているのだが、初対面の人と会うことにあまり抵抗がない。
日曜も昼過ぎに家を出て、はじめての人と会った。

というのは、「アッテ」というアプリがきっかけである。
ご近所さんの人に、モノを直接売買するというもの。
「直接」モノとカネの取り引きをするというのが、フリマアプリとの大きな違いだ。

家から1時間かけて、谷町4丁目へ。
先方はとても物腰の低く、人柄のよい方。
その方が経営しているお店のそばにモノがある、とのことで行ってみると、あるわあるわ。

廊下に山積みされているのは、ビールケース。
DuvelやCHIMAYのロゴは、ベルギービールファンにはたまらない。
ただでさえレアに感じるシロモノだが、実はこのビールケース、今やベルギー国内においても使われていないという。
遠方への輸送をするとビンが割れてしまうため、今はダンボール梱包が主流になっているためだ。

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これが1つ、たった400円。
これを計9個ゆずっていただいた。
車に積まれたビールケースを見て、ニヤニヤが止まらない。

さあて、何に使おうか。
品物にホレて大量に仕入れたはいいが、使いみちをまったく考えていない。

キックボード旅人のヒミツ

キックボードで旅をしていると、いろんな質問をいただく。
よくある質問や誤解されがちなことを、少し紹介してみよう。


【脚は左右変える?】
いちばんよくある質問がコレ。
変えますとも。
意識的に変えるのではなく、無意識に変わる。
とはいえ、左足を軸に右足で蹴る、というのが多い。

【登り坂はどうする?】
勾配によりけりだけど、なだらかなら基本的に蹴る。
意外に坂道もいけるのだ。
自転車で、「これはちょっと立ち漕ぎせなキツイ!」ってレベルの坂までは対応できる。

【ブレーキはどうしている?】
足です。
靴底を直接地面につけて、ザザーっと減速する。
一応、後輪を踏んで止める機構はついているのだが、後輪が摩耗しそうなので使わない。

【しんどいでしょ?めっちゃ体力ありますね】
体力ないです。
むしろスタミナがなく、すぐバテるほう。
にもかかわらず、1日12時間走り続けられるのは「キックボードはラク」だから。
歩くよりも自転車よりも、脚への負担も少なければ、体全体の疲労度も低い。
旅のツールとして、これほどまでに優れたものはない、と声を大にして言える。

【何でキックボードなん?】
「誰もやっていないから」と答えるようにしている。
実際は本当にただの思いつきで、厳密な理由は自分でもわからない。
かつてママチャリ旅をやっていたが、ママチャリだと家から出発が余儀なくされ、家から行ける場所は行き尽くした。
こうなったらママチャリ以外で、何か面白い旅ができないものか・・・というときにひらめいたのは覚えている。

【タイヤって壊れません?】
2日に1度ペースで壊れる。
なので旅のときは、10個くらいリュックに入っている。


以上、本当によく聞かれることだ。
どうせなら、各アンサーごとにひと笑いを練っておけばいいところだが、その才能がないのだから仕方ない。

妙見花見2017

満開になったかと思えば、強い風雨で一気に散る。
決して今年に限ったことではなく、ほぼ毎年繰り返されること。
桜の魅力は、決してそのものの美しさだけでは語ることができない。

なんてカッコつけるのは置いといて。
めっきり満開のピークを越えてしまった日曜、ゴンタ一家・作三一家と花見をした。
場所は地元・交野の名所、妙見というところ。


午前10時に近所のスーパーで合流し、まずは買い出し。
いちおうBBQも許されているらしいが、準備や片づけが面倒なので、お惣菜で済ませることに。
しかし初老の男3人、なかなか商品が決まらないのは、惣菜の花形「揚げ物」を誰も選ばないから。
油モノや肉モノは、胃が受け付けてくれないからだ。
そうなったときに、何を買ったらいいのかわからないのだ。

何だかんだで1時間もかかり、買い出し終了。
いざ現地へ。


目の前に広がるのは、もちろん散り散りになった桜の木々。
それでも、葉っぱがあまり生えていないため、まだ桜の美しさを感じることができる。

それよりも気になったのが、閑散として雰囲気。
満開時は土手にずら~っと人が並ぶのだが、まばらもまばら、花見会場としてほとんど機能していない。
まぁ、桜なんてトイレに立つとき「そういえばキレイ」と思い出す程度なので、特に問題はない。

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敷物やテーブルを設営し、料理を広げて、乾杯!
気の合う仲間と、昼から飲む酒は格別である。
ただ日曜というのがどうしても気になり、途中お茶を飲むなどセーブしてしまう。
花見といえば毎回記憶を飛ばすほど飲むことが常なので、健康のことを考えると悪くない。
近況報告などの会話はもちろん楽しいが、やはり子どもがいることでさらに話題は増える。

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それにしても、暑い!
初夏を思わせるほどの暑さである。
花見といえば夕方4時ごろ急激に寒くなりがちだが、いつまでたっても気温が下がらない。

昼食タイムが終わった時点で食べ物がたくさん余ってしまったが、夕方になると再び食欲も戻り、結果的にちょうどよい量だった。

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特に今回は、ワンバーナーを使ってゲソを焼くという試みをした。
これが大正解で、酒にもあうしチマチマ食べる感じがほどよい。
ただ、すべて食べ終わった時点でガスが半分以上消費していた。
ちょっと燃費としては高いので、これなら普通にガスコンロと網を用意したほうがよい。

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そんなこんなで、午後6時を過ぎ暗くなりだしたころに解散
最後までお酒をセーブし、ほろ酔い気分で帰ることができた。
昨年はお花見ができなかっただけに、大満足である。

具体的に詰めきれていないが、今年は久しぶりにキャンプをしようという約束もできた。
小さな子どももいるので、あまりアクティブ過ぎずに楽しめるプランを考えなければ。

地元新聞、感想

ライターとして活躍できたらいいな、と言っていた地元新聞が創刊された。
厳密にはまだ準備号らしい。
運よく入手ができたので、拝見した。

ううむ。
ブログですやん。

「主観を入れてはいけない、事実のみを連ねるもの」というが、新聞記事の基本中の基本。
にもかかわらず、思いっきり主観が入っている。
また、記事ごとにライターのクセが出てしまい、統一感がない。
せめて、「記者ハンドブック」を基にした校正くらいは書けるべきだろうに。

本格的な新聞記事を書く勉強になるかな、と思っていたが、これは手を出さずに正解かも。
気になりつつも腰が浮かなかったのは、もしかするとこれを予見していたのかも知れない。


などと書くと、ただの批判文になってしまうな。

体裁こそ新聞らしからぬところであるが、情報網がすごい。
地元に特化した内容が、しっかり調査・取材されている。

というのも、もともと母体が、地元を紹介したWebサイトなのだ。
けっこう長期間運営されており、さまざまな角度から地元の情報を発信している、優良なサイトである。
そこから派生したものだから、実績に伴った内容なのは当然だ。


かつて別の地元Webサイトで、スパンの短い栄枯盛衰を目の当たりにしたことがある。
そうはならず、地元民が楽しめる媒体として定着することを、心から願いたいものである。

できれば有料ではなく、無料配布してほしいな。